精神療法

精神療法 精神療法は心理療法とも言います。
主にカウンセリングが行なわれ、特にうつ病には認知行動療法が有効とされています。
心療内科で行われる認知行動療法は保険適応が認められていますが、実際の臨床数は限られています。
民間の認知行動療法を行うカウンセリングを受ける場合は、保険の適応外となりますが、民間に頼らざるを得ないのが現状です。

また、うつ病の原因で多い仕事のストレスをケアするために産業カウンセラーが行うカウンセリングも早期対処になるでしょう。
うつ病は脳の病気ではありますが、早い段階では気持ちの部分も大きく作用します。
産業カウンセラーの場合、環境の改善も視野に入れますので、人と職場という広い範囲で効果が望まれます。

精神療法の難しいところは、個人の状況や症状に合わせて行わなければいけないところです。
それには療法士の知識や経験が問われますので、一定の効果を常に出すという事が難しいのです。
精神療法が保険適応や国家資格になりにくいのはそのためです。

重度のうつ病の場合は、薬物療法で現状の症状を改善し、精神的にある程度回復してから精神療法を行うのが効果的とされています。
軽度の場合は、薬に頼らず精神療法で改善を試みるのが良いとされています。




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