うつ病の種類

うつ病の種類 うつ病にはいくつかの種類があり、症状によって病名が変わります。
主なうつ病の種類を紹介します。


●大うつ病性障害
一般的にうつ病といわれているものは、大うつ病性障害とも言われます。
うつ病の特徴は、2週間以上の気分の落ち込み、摂食障害、睡眠障害、倦怠感、疲労感、不安感、自尊心の欠如などあげられます。


●新型うつ病
最近注目されている、通常のうつ病とは異なる症状がある病気です。
通常のうつ病とは違い、気分が落ち込みがあるが、好きなことをしている時などには気分が明るくなるようなタイプのうつ病です。
新型うつ病の特徴は、気分の落ち込み、過度な体重増加または過食
、過眠、体が重くなる、だるい、対人関係への不安、好きな事をしているときは気分が明るくなるなどがあげられます。
若い女性に多いのも特徴です。


●躁うつ病(双極性障害)
躁うつ病は、双極性障害とも言われ、躁状態とうつ状態を入れ替わり繰り返す精神疾患であり、気分障害の一つです。
躁状態とは、自分がすごい存在だと認識したり、過度な興奮状態にあるような状態を指します。
躁うつ病の診断は難しいと言われていて、患者はうつ状態のときに受診することが多く、躁状態を見逃すケースも多くあります。
躁状態の特徴は、自分は何でもできるなどと気が大きくなる、睡眠欲求の減少、多弁、会話の内容が乏しい、集中力の低下、落ち着きがない、過度な活動、快楽的活動への熱中、執着、などがあげられます。


●冬季うつ病
ある季節になると、体のだるさや疲れやすさ、気分の落ち込みなどの症状が出るケースです。
脳機能障害の一種で、 季節性気分障害、季節性感情障害などともいわれます。
はっきりとした原因解明はされていませんが、日照時間が短くなることに原因があるという説があります。
体内時計をつかさどるメラトニンが、日照時間が短くなることで分泌のタイミングが遅れたり、分泌が過剰となるために体内時計が狂ってしまう為や、光の刺激が減ることで神経伝達物質の セロトニンが減り、脳の活動が低下してしまうと考えられています。
冬季うつ病の特徴は、10月から11月ごろに憂うつな気分が始まり、2月から3月ごろに治まる、気分の落ち込み、活動力の低下、食欲不振、睡眠障害、などがあげられます。





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